こんにちは。
一般社団法人 よもぎハーバル協会代表理事の鈴川です。
連日、体温以上の温度が続き熱中症に対する注意喚起を目にしますが‥‥みなさんは対策は十分でしょうか。
夏の冷えの対策も忘れずに、健やかに夏を楽しみたいものです。
さて、先日、こちらのブログで月経のことについて簡単に触れました。
こちら…☆
今日は、その中でも「PMS」について詳しくお伝えしたいと思います。
PMSとは?
月経前3〜10日間続く精神的、身体的症状のことを「月経前症候群(PMS)」といいます。
PMSは「Premenstrual Syndrome」の略です。
PMSは、月経開始と共に軽くなったり消失するものを指します。
最近は、よくネットや雑誌等でも目にすることが増えた言葉で、一度は耳にしたことがあるかと思います。
医療界でも、一昔前にはPMSという概念もなかったそうですが、広く一般的に浸透してきました。
昔は、出産回数が現代に比べると多く、妊娠等による無月経の期間が頻繁でしたが、近年は少子化のため、一生におとずれる月経回数が増えました。
また、家事、育児、仕事、介護などの一度に多くのことをこなしている女性は、ストレスを感じやすく、PMS原因のひとつであるとも言われています。
PMSの症状
PMSの症状は、人によって違い、また、その月によっても違います。
症状は、200以上あるとも言われていますが、主なものをお伝えします。
①自律神経症状
のぼせ、食欲不振、過食、めまい、倦怠感など
②身体症状
腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなど
③精神症状
情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力低下、睡眠障害など
PMSは広く知られてきましたが、精神的症状の度合いが最も大きく、こちらが日常生活に支障をきたす状態のことを「月経前不快気分障害(PMDD)」といいます。
PMS診断方法
先ほどお伝えした症状が月経前に現れ、月経開始後消失すればPMSといえます。
月経周期と症状を記録し把握しておくとすぐに判断できますし、対処しやすくもなります。
PMSの治療法
【薬物による治療方法】
ピルや漢方、痛み対して鎮痛剤等の対処療法がありますが、婦人科にて診断が必要となります。
【薬以外での治療】
PMSの治療の基本はライフスタルの見直しであり、予防が大切です。
①食生活を見直す
たんぱく質はもちろん、ビタミンやミネラルなども考慮した、バランスの良い食生活を心がけます。
「まごはやさしいよ」を意識して摂取しましょう。
アルコール・塩分・カフェインは、体のむくみ、イライラの原因となり、PMSの悪化させる一つとなるので、月経前などは特に避けた方が良いでしょう。
②生活習慣の見直し
喫煙や受動喫煙は、血流が悪くなるので酸素、栄養が運ばれにくくなりホルモンバランスも崩す原因にもなりますから避けたいものです。
また、ストレスを溜めず、しっかりとリフレッシュする時間を作りましょう。
ストレスは、自律神経のバランスが崩れ交換神経が優位となり心身が緊張状態となります。
月経前や月経中は、リラックスし副交感神経が優位に働くようにすることが大切です。
③自分の身体を知り、大切にする
ご自身の基礎体温や月経周期の把握を日頃からしておきましょう。
そして、身近な家族や友人、恋人には「PMS信号」を出して受け止めてもらうと良いですね。
一人で悩んだり、頑張りすぎないことです。
そして、好きなことに時間をつかったり、リラックスできる方法を日頃からいくつか持っておくことも大切ですね。
④身体をあたためる
婦人科の悩みの8割以上は冷えが原因ともいわれています。
あたためのセルフケアを身に着けておくことが大事です。
湯舟につかる、頭寒足熱を意識して下半身は覆う、布ナプキンをつかう、よもぎ蒸しに入るる、よもぎ茶を飲む…など出来ることは沢山ありますね。
以上、PMSについて~治療、予防法までお伝えしました。
ちょっとした症状も、月経にまつわることもございますので、是非今日から自分自身と向き合いましょう。
よもぎハーバルのよもぎ蒸しは、あたためたい、リフレッシュした方にとてもおすすめです。
マントの中にすっぽりかぶって蒸気で蒸され、瞑想と癒しの時間となります。
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