一般社団法人よもぎハーバル協会代表理事の鈴川純子です。

みなさんは、
「手足は温かいのに、なんとなく不調が続く」
「冷え性じゃないと思ってたけど、胃腸が弱くなった気がする」
そのような状態ですか?
そら、もしかすると『内臓冷え』かもしれません。

外見からは気づきにくい「内臓の冷え」は、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの不調、消化機能の低下など、全身のコンディションに大きな影響を及ぼします。
今日は、内臓が冷えているときに現れやすい5つのサインと、その対策としての温活方法をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

 

 

①内臓冷えとは?

「内臓冷え」とは、体の表面温度が正常でも、お腹の中(深部体温)が低下している状態を指します。
日本人の平均的な深部体温は37.2℃前後と言われていますが、現代人は生活習慣やストレスなど諸々の原因によって36℃台、ひどい方ですと35℃台に下がっていると言われています。

深部体温が1℃下がると、基礎代謝は約12〜13%も低下するとされており、内臓冷えは美容や健康、妊活には大敵です。

  

②あなたは大丈夫?「内臓冷え」のサイン5選

① お腹・太ももを触るとひんやりしている
内臓冷えの最もわかりやすいサインは、お腹や太ももが冷たいこと。
手足は温かくても、下腹部や太ももに触れて「冷たい」と感じたら、深部体温が低下している可能性大。
特に、生理不順・PMS・便秘がある人は要注意です!

② 胃腸の不調が続く(下痢・便秘・ガスがたまりやすい)
内臓が冷えると、腸の蠕動運動が鈍くなり、消化力が低下します。
✔なんとなくお腹が張る
✔お通じが不安定(下痢と便秘を繰り返す)
✔食欲がないのに甘いものが欲しくなる
こういったサインがある場合、腸が冷えて働きづらくなっているかもしれません。

③ 疲れやすい・だるさが抜けない
体の深部が冷えていると、血流が悪くなり、細胞への酸素供給も低下。
結果として、慢性的な疲れや眠気、集中力の低下につながります。
「ちゃんと寝たのに疲れが取れない」「季節の変わり目に弱い」という方も、内臓冷えが背景にあることが多いです。

④ 低体温気味(平熱が35℃台)
健康的な成人の平熱は36.5〜37.0℃程度とされますが、35℃台が平熱という人は、慢性的な内臓冷え状態です。
体温が低いということは、代謝・免疫・排泄といった体の基本的な働きが鈍っているということ。
放っておくと体調不良や婦人科系トラブルを招きやすくなります。

⑤ 手足は温かいのに「ほてり」「のぼせ」を感じる
これは一見、冷えていないように思えますが、実は内臓が冷えて体の熱が上半身にこもる“冷えのぼせ”状態です。
✔顔が火照るのに、お腹は冷たい
✔寝つきが悪く、夜中に目が覚める
✔汗をかきやすいのに、末端は冷える
このような方は、自律神経の乱れに加え、内臓の冷えを疑ってみてください。

 

 

③内臓冷えの原因は「生活習慣」?

内臓冷えを招く主な要因を挙げていきますね

✔冷たい飲食物
アイス・冷えた飲み物・サラダなどが腸を直撃


✔運動不足
筋肉量が少なく、熱を生み出せない


✔ストレス
自律神経のバランスが乱れて血流が悪化


✔睡眠不足
ホルモンバランスの乱れと回復力の低下


✔シャワー生活
湯船に浸からないと深部体温が上がらない

これらは現代人の誰もが陥りやすいもの。たくさん当てはまる方は要注意!!
意識して温める習慣=温活が必要なことに気づいてください。

 

④内臓冷えに効く温活3選

①よもぎ蒸し(スタート時は特に頻繁に)
下腹部や腰回りを直接温めるよもぎ蒸しは、内臓冷えにとって最も効率のよい手段のひとつ。
よもぎの蒸気が腸・子宮・膀胱周辺の血流にアプローチし、深部体温がゆっくり上がっていくことが期待されます。
さらに、芳香効果で自律神経を整えたりすることで、睡眠やストレスにもアプローチ。

②温かい食べ物とスパイスの活用
ショウガ、シナモン、ねぎ、にんにくなどの“温性食材”は、体内からじんわりと温めてくれます。
逆に、冷たい飲み物やアイス、白砂糖の多いお菓子は控えめに。いやむしろ、温活の天敵なので除外食品にしても良いくらいです。
「朝は白湯+温かいスープ」「夜は鍋や蒸し料理」といったシンプルな工夫で、体は変わっていきます。

③「腰」から温める(腹巻・カイロ・湯たんぽ)
腸や子宮、腎臓・膀胱などの臓器は、腰まわりの温度と密接に関係しています。
腰を冷やすと内臓が冷える。逆に、腰を温めるだけでもかなり体調が変わります。
カイロや湯たんぽ、シルクの腹巻などを活用し、“外から”の温めも同時に行いましょう。
玄米カイロも販売しています。

こちらも参考にしてください

【温活の効果】
当協会に寄せられるお声の中でも特に多いのが、
「下腹部が温かくなったのを体感した」
「お通じがスムーズになった」
「汗をかきやすくなった」
「生理前の不調がやわらいだ」
といった変化をいただきます。

これらはすべて、“内臓が温まった証拠”とも言えます。
冷えは、体にとって「静かな炎症」。
気づかないうちに全身に悪影響を与えます。
今からでも遅くありません。冷えを放置しない習慣を、今日から始めましょう。
あたためガイドブックをぜひ参考にしてください

 

 

最後に

体が出す小さな不調というサインを見逃さなければ、改善のチャンスとなり、予防効果は必ずあります。
「体の内側から温める」ことは、病気予防、妊活、肌質改善、メンタルケアにもつながることでしょう。

導入を検討されているサロン様は、個別の無料相談をお薦めしております。
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