こんにちは。
よもぎハーバル協会代表理事の鈴川です。
今日はよもぎそのものについて、触れてみたいと思います。
艾葉(ガイヨウ/よもぎ)とは?
生薬名がガイヨウ、植物名がよもぎ。
キク科の多年草。
よもぎには、多種多様な使い方があることで有名です。
まず、ハーブの女王とも呼ばれ、漢方の世界では万能薬として広く知られています。
特に止血薬として多く用いられることが多く、切り傷などの出血に対して、自生しているものを採取し、擦ったものを塗布した記憶もあります。
葉の裏に細かい綿毛がありますが、「モグサ」として鍼灸の治療にも利用されます。
食用では春先に採れたものを草餅や草団子に入れ込んだり、お茶として飲用されます。
さらに、葉を湯舟に入れて身体をあたためる、焚いて香りを楽しむなど、多くの活用方法がありますね。
よもぎに含まれる栄養素
①葉緑素(クロロフィル)
よもぎの色の主成分。
クロロフィルは、植物が光合成をするためには、必要な成分であり、他の食物よりも多く含まれています。
クロロフィルの主な効能として、ガン細胞の発生を防ぐ、老廃物を外に出す、貧血の予防、抗コレステロールなどがあります。
②食物繊維
生のよもぎに関してですが、不溶性食物繊維が多く含まれています。
100gあたり、豆類には10~11g、緑黄色野菜では2~3g、よもぎは約8g含まれるので、グラム当たりですととても多いです。
食物繊維には、便秘予防や改善、デトックス効果があると言われています。
③カリウム
塩分の排出をうながす役割がカリウムにはあります。
カリウムには高血圧に対する予防に効果があると言われています。
④ビタミン
特にビタミンKが多く含まれています。
ビタミンKは、血液凝固に関わる成分であり、血管内をきれいに保ったり、出血の際は止血作用があります。
他にはβカロテン、葉酸、ナイアシン、ビタミンB2、B6、Cも含まれています。
(よもぎも使った山菜ごはん。栄養バランスOK)
よもぎ茶の飲み方
よもぎハーバル協会では、オリジナルのよもぎ茶を販売しています。
農家さんが丁寧に手作りをされていまして。
よもぎを乾燥だけでなく焙煎もしているので、とても香ばしく飲みやすく仕上げていただいています。
お召し上がり方は、ティーポット、または急須に500ml程度の沸騰したお湯を注ぎ、2~3分程度置いてからお飲みください。
個人的には700~800ml程度まで抽出できますし、300ml程度にするととても味の濃いお茶に仕上がります。
冷めてしまっても常温で美味しく飲むことができますし、冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
温活としては真夏は常温で、冬はあたたかいまま飲んでいただくことをお勧めしています。
もし、お茶パックをそのまま捨てるのがもったいないな、と感じた方は、料理に活用したり、中にはお風呂に入れる方も。
また、妊娠中は飲んでもいいの?とよく質問がありますが、お茶として飲む量はまったく問題ありません。ノンカフェインですので、日常の水分として1日1パック程度お飲みください。
よもぎには栄養素がたくさん詰まっていて、そして使い方も多種多様。
是非、魅力を知っていただき日常生活でしっかりと活用してください。
よもぎハーバル協会では、「よもぎ蒸しを通してより多くの方をあたためたい!」
そのようなパートナーを募集しています。自宅サロンやエステサロン、治療院等に導入はいかがでしょうか。男性メニューに力を入れている店舗様にもおすすめです。
よもぎハーバル協会の公式LINEよりお気軽にお問合せください。
毎月の説明会情報もございます。
※体験されたい方はお近くの認定サロン、またはレンタル体験セットをお求めください