こんにちは。
よもぎハーバル協会代表理事鈴川です。
コロナ禍となり、お店や会社はもちろんのこと、自宅でも体温を測ることがすっかり習慣化しましたね。
そして、健康でいたい、免疫力を上げたいと願う方が増えたように思えます。
以前はなかった、非接触型の体温計も当たり前になりました。
今日は体温について触れてみたいと思います。
人間は恒温動物
人は体温を一定に保たないと生きて行けない恒温動物。
皮膚にある、温度センサーで感じ脳に伝達を行い、熱産生と放散を脳にある視床下部の体温調節中枢によって一定の体温を維持しています。
暑いときには体温を調整するため、毛細血管を広げて熱を外に出しますし、逆に寒いときは、熱が逃げないように、毛細血管は細くなります。
寒いとき体が震えるのは筋肉を震えさせて熱エネルギーを作っているのです。
このようにして、体温は調整されています。
健康(理想)体温について
私たちが健康に不調なく過ごすことができる体温は、36.5度〜37.0度です。
体内で行われる代謝は酵素が使われ、その最適温度は37度前後と言われていますし、免疫細胞が、活性化するのも36.5度以上です。
以下は、体温別で人体にどのような影響があるかも記しておきます。
36.5度~37.0度 健康体、免疫力旺盛な状態
36.0度 震えることで熱産生を増加させようとする
35.5度 続くと自律神経失調症状、アレルギー症状が出てくる
35.0度 ガン細胞が喜んで増える
34.0度 生命回復ギリギリの体温
33.0度 幻覚が起こる
30度で意識消失、29度で瞳孔拡大、27度以下で死体の体温
私たちがついつい発熱がないからと安心してしまいそうな36度前後であっても、ちょっと要注意なことがお分かりいただけますか?
若かりし頃の私は、35度台、いつも貧血気味で体調が悪く、アレルギー症状も多々出ていました。
何かあれば薬に頼るという生活をしていたので、自身で体温調整ができない状態であったことをとても後悔しています。
体温が1℃下がると、免疫力は30%低下し、代謝能は12%も低下すると言われています。
また、冷えると腸内善玉菌が増殖しづらく、一方で悪玉菌が増えるため腸内の細菌叢のバランスが崩れて下痢などの症状をきたすのです。
逆に、体温が1℃上がれば免疫力は上がりますので、やはり理想体温に近い状態を保ちたいものですね。
体温を測定するワケ
①異常の早期発見
体温測定を行うことで、身体に起きている異常の早期発見が出来る確率があがります。
発熱をしているということは、身体に入ってきた細菌やウィルス等と闘っている証拠ですので、悪い意味ばかりではないことも覚えておいていただけたらと思います。
②治療や手術などの実施への判断基準のひとつ
こちらは病気の方対象のお話ですが、体温が高すぎたり低すぎたりしている場合には、治療の効果や薬剤の作用時間が変わります。
また、私は外科に長く勤めていましたが、発熱された方は手術がすぐに延期となっていましたので、体温は重要な観察ポイントのひとつとなります。
適切な状態であることがいずれにしても望ましいのですね。
③女性ホルモンの把握
女性のホルモンバランスを知るために、安静状態時に測定する体温を基礎体温と言います。
方法としては、朝横になった状態で、婦人体温計を舌下に挿入し測定します。
基礎体温を測定することで、月経周期のパターン、排卵の有無、妊娠しやすい時期などが分かります。
日々現状を知ることで、心とからだの事をより深く把握できますし、対策が練りやすくなります。
普段から自分の状態を知ることによって、身体をあたためないと…というきかっけになるでしょう。
いかがでしたか?
普段何気なく体温測定し、何となくOKとしている方も多かったはず。
理想体温を保ち、いつも健康でいるためにはやはり温活。
身体をあたためるには、様々な方法がありますが、よもぎハーバル協会ではよもぎ蒸しに週1回以上入ることを推奨しています。
ブレンドをはじめ、商材にこだわり抜いたよもぎハーバルで是非蒸されてください。
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