こんにちは。
一般社団法人よもぎハーバル協会 代表理事の鈴川純子です。

 

本日は、よかれと思ってついやってしまう勘違いされやすい「やってはいけない温活」を5つ列挙致します。

この5つの温活は、冷えを招いたり、まったく温活になっていない場合がありますので、ご自身がされていないか、是非チェックしてみてください。

 

 

①半身浴

意識の高い女性なら一度はやったことのある半身浴、実はデメリットがあります。

 

 

・長時間お湯に浸かる事で肉体的疲労を感じる
・お湯から出ている部分が冷える

 

 

「あたため」の観点からみると、全身浴、しかも肩までしっかり浸かる方が体が温まり、血流が良くなるのでお勧めです。

 

また、上半身がまったく浸からないと乳癌などのリスクも高まると言われていますので、おっぱいもふっくらあたたかを目指しましょう。

 

肩こりなどの痛みにも、全身浴の方が効果的です。

 

 

 

②1日3食

習慣化している方が多いかと思いますが、1日3食が健康になれる!は実は迷信どころか偽りであり、非常に胃腸に負担がかかってしまう行為です。

 

胃腸に負担がかかると、消化機能が衰えてしまい、身体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

 

例えば、消化機能が衰えると、まず食事から十分な栄養分を摂れなくなります。
これによりエネルギー不足になってしまう=冷えに繋がることにもなります。

 

お腹が空いていないのに、一日3食という概念に囚われすぎて無理に食べる必要はありません。

1日1食で健康になられた方もたくさんいらっしゃいます。
ただし、食べ方も大切なので、これについてはまた別の日にお伝えしますね。

 

 

 

③白湯や水をたっぷり飲む

水分は身体にとって必要なものですが、摂りすぎると身体、特に腎機能に負担をかけてしまう事もあります。 

 

例えば、水中毒です。
水を摂りすぎたことにより、体内の水分や塩分のバランスが乱れてしまい、むくみ・頭痛・疲労感などを引き起こします。
重度になると意識障害などにも陥るので注意しましょう。

 

また、体内に溜まった水が体温より冷えると、体を冷やしむくみの原因になります。

短時間でたくさんの量を飲むことを避け、1日2リットル以下をこまめに飲むことを推奨致します。

 

 

 

④電気毛布で寝る

睡眠時に電気毛布を使うと、一見あたたかいようですが、皮膚の乾燥を招き、体温調節が苦手になると言われています。

 

人間の体には生まれつき体温調節機能が備わっており、
寒い時は筋肉を活動させて体温を上げ、暑い時は汗を出して体温を下げます。

 

就寝中に電気毛布を使うと、自力で体温を上げる必要がなくなり体温調節機能がますます低下します。
そのため寒い外気温に触れた時、適応できなくなる可能性もあります。

 

喉がカラカラ、肌もカサカサという状態は多くの方が経験されているでしょう。
今は少ないかもしれませんが、電気カーペットやコタツで寝るこど該当しますので、湯たんぽなどで調整をしましょう。

 

 

⑤厚着をする

特に上半身の厚着には、要注意。

 

もちろん、たくさん着込むと暖かいかもしれませんが、汗をかいても体温調整しづらい、という難点があります。

 

また、上半身が温まりすぎており、手足は冷えているといったアンバランスな状態は、自律神経の乱れと繋がっている事もありますので要注意です。

 

特に足もとは心臓から一番遠い部分なのでとても冷えやすく、上半身と下半身で温度差が生まれやすいです。
逆に足もとを温めることが全身を温める近道とも言えます。

 

「頭寒足熱」という言葉があるように、からだにとって理想的なのは、上半身は涼しく下半身が温かい状態です。

 

冬でも上半身はTシャツでも良いくらいです。逆に足首やふくらはぎは、夏でも覆っておいていただきたいです。

 

 

 

「やってはいけない温活5選」
いかがでしたでしょうか?

 

良かれと思って、実践されていた方も多いのではないでしょうか。


温活される際の参考になればと思います。

 

 

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