こんにちは。

 

一般社団法人よもぎハーバル協会  代表理事の鈴川です。

 

今日は「湿度」についてのお話です。

 

日本には四季があり、春が終わり梅雨時期に入ると、気温は夏に比べると高くはありませんが、雨が長く降るので湿度が上がりジメジメとします。

 

また、日本の夏は「高温多湿」が特徴。

 

蒸し暑さを感じるのは、高温多湿が原因でしょう。

 

一方冬は、「低温低湿」であり乾燥を感じたり、寒さを温度以上に感じやすくなります。

 

日本は、湿度に大きく左右される気候です。

 

 

 

湿度が高いことによる影響は?

 

①熱中症

人間は、発汗して熱を下げようとします。

発汗があっても、湿度が一定の数値をこえると、気化熱が働かくなり、汗が蒸発しなくなります。

体温調節もできなくなりますので、熱中症になりやすくなります。

 

②アレルギー症状

湿度が高いとカビが発生しやすくなります。

カビが健康に及ぼす影響は、かなり大きく、アレルギー疾患や感染症を引き起こす可能性も自ずと高くなりますから、気を付けたいものです。

 

 

③疲れやだるさ

湿度が高いと体温調節が上手に出来なくなってしまいます。

熱が体にこもり体力を消費することで疲れやすく、消化不良や体内に水分がたまり、むくみやすくなり、だるさ等もでやすくなります

 

 

④におい

夏は気温も湿度が高いため、ベタつきとにおいが気になりなる季節でもあります。

 

汗の種類は、エクリン腺とアポクリン腺の2種類あります。

 

エクリン腺は、体温調節や皮膚の潤いを保つために出る汗で、ほぼ全身にあり、無色透明、においもほとんどないのが特徴です。

 

アポクリン腺は、腋の下等に分布しており思春期以降に活発になりますが、白く濁り、ベタベタとした汗でにおいがあるのが特徴で、湿度の高い夏の汗はこちらに該当します。

 

他にも汗のにおいは、食生活やストレス、運動不足、身体の冷え等にも影響されます。

 

汗腺は、身体に必要な栄養素やミネラルを再び吸収する機能がありますが、ストレスや身体が冷えているとその機能は低下。

 

これにより過剰に排出されたミネラルが菌により分解されにおいの原因となります。

 

 

多湿の時期、快適に過ごすための工夫

 

①湿度調整をする

こまめな水分補給、服装の工夫をします。

 

換気や除湿をし、快適な湿度40~60%の維持をしましょう。

 

②食生活を見直す

消化の良い食事を心がけることが大切です。

 

「まごはやさしいよ」の食事を意識すると、自然とバランスがとれた食事内容になります。

 

 

③あたためる

血管が収縮し血液循環が悪くなると、身体は冷えやすくなります。

 

筋肉は、熱を生み出すため、運動不足も冷えに繋がります。

 

ですので、あたためることでこれらが解消されていきます。

 

よもぎ蒸しは、冷えやにおいを気にするお客様がお求めになることが多いのは、よもぎの主成分にクロロフィルがあり、クロロフィルには造血、殺菌、制菌作用があるからかもしれません。

 

 

本日は、夏の湿度とその対策についてお話しました。

 

夏のジメジメ期を、是非工夫して乗り切りましょう。

 

やはり、あたためることはどの季節にとっても大切な外せない基本ですね。

 

 

よもぎハーバル協会では、オリジナルのよもぎ蒸しを提供しております。

 

溜め込みやすい水分をよもぎ蒸しで巡らせ、特に夏は汗もしっかり出します。

 

上記にお悩みの方へのブレンドもご紹介します。

よもぎ蒸しをサロンのメニューに取り入れたい、よもぎ茶を販売したい方は、興味のある方は、よもぎハーバル協会の公式LINEよりお気軽にお問合せください。

 

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