こんにちは。
よもぎハーバル協会代表理事鈴川です。
今日は、日常生活においてはもちろんのこと、よもぎ蒸しをする際にも、知っておいて欲しい経皮吸収についてお話しします。
経皮吸収という単語を、最近は、昔に比べてよく目にするようになった気がします。
「経皮吸収」とは?
「経皮吸収」とは、皮膚に外用したさまざまな成分が皮膚組織を経て、血液系、まれにリンパ系に吸収され全身とへまわることです。
上記以外には、口から吸収されることについては、「経口吸収」と呼ばれます。
経皮吸収の影響力
この経皮吸収ですが、とても影響が強く、注意が必要であり、当協会でも経皮吸収については、認定店さんやお客様にも何度も繰り返し伝えていることであります。
例えば、身近に不快で違和感のあるニオイがある場合、私たちはすぐに気づくことができますよね。
しかし、ニオイがないものや、目に目に見えないものに対しては、気づきにくい傾向にあります。
これがまさに経皮吸収を語るにはぴったりの例え。
そう、私たちは人体にとって、有効なものも、また有害なものも、自覚のないまま皮膚から吸収しているということになります。
もちろん人体にとって有効なもの、プラスのものは、経皮吸収させたい。
例えば、喘息発作の際には吸入器を使って抑えますね。
また香りのあるアロマオイルを使って施術をすることも、良い経皮吸収と言えます。
しかし、有害なものの場合はいかがでしょう。
経口吸収の場合ですと、あらゆる臓器を通って解毒・分解され排泄で排出されるので残留しづらいと言われます。
経皮吸収された有害物質は、臓器を通らないのでダイレクトに全身をめぐり、排出できずさらに蓄積される一方だとも言われています。
蓄積するということは、アレルギー反応や体調不良を引き起こす可能性もゼロではありません。
ですので、有害なものを入れないこと、そして、できるだけ排出できる身体作りが必要なのです。
経皮吸収率について
経皮吸収率は、部位によってまったく異なります。
上腕の内側の経皮吸収率を1とすると、それより薄い皮膚は吸収率が上がります。
そして、女性の膣周りは、なんと42倍!!
そして、膣の中の部分は100倍以上、いやもっとかもしれないとも言われています。
顔は、13倍の経皮吸収率ですので、いかに膣周りの吸収の高さがお分かりになると思います。
身体作りで対策
恐れさせるばかりでは、何も改善しませんから
いつも私たちがお伝えしている身体作り、対策について書いていきます。
①合成界面活性剤等の添加物を含む日用品を避ける
なかなか化粧品類には難しいと言われている日用品添加物・・・。
成分表示を確認し購入し、身を守る努力をしましょう。
余計なものを沢山塗ってきれいになろうと思って、逆効果な場合もあるので気を付けたいところです。
②水分摂取をし、排出する
成人であれば、体重の約60%は水で占めています。
性別や年齢で多少の誤差はありますが、子どもは約70%、老人では約50%と言われています。
成長と共に脂肪が増え水分が占める割合が減っていくため、益々必要なのは水分摂取。
もし、水分摂取が少なければ、汗や尿が出なくなるため体内に老廃物が溜まり、便秘にもなりやすく・・・。
健康維持のために推奨する水分量は、1.5L〜2L/日。
しっかりと水分をとり、老廃物を排出しやすい体づくりを日頃から意識することが大切です。
④あたためる、体温をあげる
身体をあたため、体温をあげておくことは、家で言うと基礎と同じ位置づけ。
いくら①や②を一生懸命取り組んでも身体が冷え切っていたらまったく意味がありません。
ですので、温活は常に意識したいものです。
まず、日々の生活で大切なのは湯舟に浸かること。
体の芯から温まり血行が良くなると、新陳代謝が上がります。
+α経皮吸収を考えると有効な入浴剤を使用すること。
さらに粘膜吸収、しかも蒸気であることを考えると、よもぎ蒸しはもっともおすすめな温活健康法。
よもぎハーバルは、経皮吸収のことを最大限配慮し、商材にはこだわりぬいております。
安心してサロンで提供したり、よもぎハーバル認定店さんのサロンで施術を受けられてくださいね。
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