こんにちは。一般社団法人、よもぎハーバル協会、代表理事の鈴川純子です。
今日は「体温」をテーマにお伝えしていきます。

体温は私たちの健康に大きな影響を与える指標です。
特に、平熱が37度前後であることが理想的だという考えは、免疫力や代謝機能の観点から重要視されています。

体温の変動がどのように健康に影響するのか、34度から40度までの体温の段階的な説明と、それぞれの体温が持つリスクや効果について、免疫力やがんリスクに関する情報を交えてご説明します。

  

①34度:極端な低体温の危険性

34度以下の体温は、医学的に「低体温症」と呼ばれ、生命に対する重大なリスクがあります。通常、低体温症は外部環境の寒さに長時間さらされた場合に発生します。体の重要な器官が正しく機能しなくなり、生命維持が困難になることもあります。

免疫力への影響:体温が34度以下になると、免疫機能は著しく低下します。体温が下がることで白血球の働きが鈍くなり、病原菌やウイルスへの抵抗力が極端に弱くなります。

がんのリスク:極端な低体温状態では、細胞の修復機能も低下し、長期間続くとがんなどの病気に対するリスクが高まりますが、この段階では急性のリスクが優先されます。

医学的根拠:低体温症が進行すると、体の臓器が順次停止し、死亡のリスクが非常に高まります。34度以下の体温は緊急医療が必要です。  

  

②35度:慢性的な低体温の影響

35度台の体温は、慢性的な低体温として一般的に見られます。日本人の中には、低体温気味の人も少なくありませんが、この状態が続くと健康に悪影響が出る可能性があります。低体温は、特に免疫機能と代謝に関係してきます。

免疫力への影響:体温が35度台になると、免疫力が低下します。白血球の活動が鈍くなり、感染症にかかりやすくなります。風邪をひきやすい、疲れやすい、回復が遅いといった症状が見られることがあります。

がんのリスク:がん細胞は低温の環境で増殖しやすいことが知られています。体温が低いと、細胞の代謝が低下し、酸素の供給も不足しがちになります。酸素不足は、がん細胞の発生と増殖のリスクを高める可能性があります。

医学的根拠:体温が1度下がるごとに、免疫力は30%低下すると言われています。がん研究の分野では、低体温とがんの発生・進行に関連があることが多く指摘されています。 

 

 

③36度:標準的な体温

36度台の体温は、多くの人にとって標準的な体温です。この範囲では、体の代謝機能や免疫機能は正常に働いていると考えられます。ただし、36度の前半にある場合は、体温が低すぎる可能性もあるため、温活などの対策が有効です。

免疫力への影響:36度台前半では、免疫力がやや低下している場合があります。風邪や感染症にかかりやすいこともあるため、体を温める生活習慣が推奨されます。36度後半であれば、免疫力や代謝も良好な状態を維持しています。

がんのリスク:体温が36度台であれば、がんのリスクは大きく増加することはありません。しかし、体温が36度前半になると、代謝がやや低下し、体の酸素供給も減少するため、がん細胞が発生しやすい状態に陥る可能性があります。

医学的根拠:一般的に36.5度以上が健康的な体温範囲とされていますが、特に36.0〜36.4度は「低体温」として見られることがあります。この場合、免疫力を高めるために温活が推奨されます。

 

④37度:理想的な体温

37度前後の体温は、健康的で理想的な状態です。代謝が活発で、免疫力も最大限に発揮される温度帯です。

免疫力への影響:体温が37度に達すると、白血球やその他の免疫細胞が最も活発に働き、ウイルスや細菌に対する防御力が向上します。また、代謝が効率よく行われ、体の老廃物がしっかり排出されます。

がんのリスク:体温が37度であれば、がん細胞が増殖しにくい環境が保たれます。がん細胞は低酸素状態や低温状態で増殖しやすいため、37度台の体温を維持することでがんのリスクを抑えることができます。

医学的根拠:がん細胞は低体温環境で成長しやすいことが確認されており、37度の体温では、免疫細胞が活発に働き、がん細胞に対する抑制効果が期待できます。

 

⑤38度:軽度の発熱

38度の体温は、軽度の発熱とされています。体はウイルスや細菌と戦うために意図的に体温を上昇させ、免疫システムを活性化します。この段階では、発熱による免疫効果が期待されます。

免疫力への影響:38度の発熱は、免疫システムが強く働いている証拠です。体は熱を上げることでウイルスや細菌を死滅させる力を強化しています。

がんのリスク:この段階での短期間の発熱は、がんリスクとは無関係です。ただし、体温が高すぎる場合には、長期にわたる発熱や慢性的な炎症が問題となることがあります。

医学的根拠:発熱は免疫反応の一環であり、38度台の体温は通常、感染症に対する体の自然な防御反応として正常です。

 

⑥39度:高熱の状態

39度以上の体温は、高熱とされます。この段階では、免疫系がウイルスや細菌に対して強力な反応を示していますが、長期間の高熱は体に負担をかけることもあります。

免疫力への影響:体は細菌やウイルスと戦うため、積極的に熱を生み出しますが、長引く高熱は免疫システムに過剰な負担をかけ、脱水症状やエネルギーの枯渇につながることがあります。

がんのリスク:短期的な高熱はがんリスクとは関係ありませんが、免疫系が過剰に反応し続けると、体の他の機能に負担がかかり、慢性的な健康問題につながる可能性があります。

医学的根拠:高熱は一般的に感染症や炎症の兆候ですが、39度以上の熱が続く場合、医療的介入が必要です。

 

⑦40度:危険な高体温

40度以上の体温は、危険な状態です。体の機能が適切に働かなくなり、熱中症や重篤な感染症の兆候として緊急対応が必要になります。

免疫力への影響:この段階では40度以上の体温では、免疫力が過剰に働き、体に重大な負担がかかります。体温が上昇しすぎると、臓器が正常に機能できなくなり、生命に関わるリスクが高まります。この段階では、速やかな医療的対応が必要です。

免疫力への影響:40度以上の体温では、体はウイルスや細菌と戦っている最中ですが、免疫システムが過剰に反応している可能性があります。これは、短期間であれば病原体と戦うために必要ですが、長期間続くと、免疫系がオーバーワークし、体がダメージを受けることがあります。

がんのリスク:この段階では、がんリスクよりも命に関わる急性のリスクが優先されます。長期的な炎症や高体温が続くと、慢性疾患や臓器機能不全のリスクが増加しますが、がんそのものとの直接的な関連は少ないです。

医学的根拠:40度以上の体温は、熱中症や敗血症などの重篤な病気の可能性を示します。この段階では、体のタンパク質が変性し始め、臓器が損傷を受ける可能性が高くなります。即座に体温を下げる処置が必要であり、医師の診察を受けることが不可欠です。

 

 

まとめ:理想的な体温と健康の関係

体温は私たちの健康状態を反映する重要な指標です。37度前後が理想的な体温であり、免疫力が最大限に発揮され、体の代謝が効率よく行われます。低体温(35度以下)の状態が続くと、免疫力の低下やがんのリスクが高まり、逆に高熱(39度以上)になると、体に大きな負担をかける可能性があります。

理想的な体温のポイント:
37度前後の体温を維持することが、免疫力の強化、代謝の促進、そしてがんリスクの低減に寄与します。

低体温(36度以下)は免疫力の低下や代謝の遅れを招き、がんのリスクを高める可能性があります。温活や食事の見直しで体温を適正に保つことが重要です。
逆に高熱(39度以上)は感染症に対する自然な防御反応ですが、長期間続く場合は医療的対応が必要です。

体温をしっかりと管理し、内外からのケアを続けることで、健康的な体を保ち、病気のリスクを最小限に抑えることができます。温活や食事の改善は、そのための重要な手段となります。適切な体温を維持することが、免疫力の維持、がん予防、そして全体的な健康向上につながるという医学的根拠は多くの研究で示されています。

このように、体温が健康やがんのリスクにどのように関わっているかを段階的に説明しました。

このブログを読んでいる皆さんの体温はどのくらいでしょうか?
今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

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